A していません。
Q では、何を提供したのですか?
A 何も提供していません。
Q 武装勢力のツイッター・アカウントに“A Japanese secret agent?”と英語でメンションを投げたのではないですか?
A 投げていません。日本人ジャーナリストと英国人学者に“A Japanese secret agent?”(日本のシークレット・エージェントですか?)と質問しました。
Q 武装勢力に対し情報の提供はおろか、メンション自体していないのですね?
A その通りです。私のツイートを見知らぬ外国人にリツイートされただけです。リツイートされたことを知った直後、その人物が武装勢力関係者の可能性もあると判断し、すぐに当該ツイートだけでなく、念のため、邦人に関係する自分の全ての投稿を削除しました。
Q なぜ、わざわざ英語でツイートしたのですか?
A わざわざ英語でツイートしたのではありません。当時、私はドイツ人のツイ友とドイツ語と英語で邦人ついて意見交換をしていました。その最中、日本人ジャーナリストが邦人の身元について外国人と話しているのを知り、その場の全員が理解できる言葉である英語を使ったのです。
Q あなたの英文ツイートのうちの1つが、何者かにリツイートされただけなのですか?
A そうです。私はドイツ人に対して、「邦人は傭兵かイスラム義勇兵と考えられる」という主旨の返事を最後にしましたが、それについてはリツイートされませんでした。
Q では、なぜあのようなデマが流布したのでしょうか?
A 分かりません。ある大学の先生が下記のようなツイートを行い、それが多数リツイートされてしまった後、私に対する非難が急増したように思います。
https://twitter.com/gonoi/status/501253166134865920
https://twitter.com/gonoi/status/501415449922240512
https://twitter.com/gonoi/status/501380973091500032
https://twitter.com/gonoi/status/501395033564528641
Q これらを投稿した人物は知っている人ですか?
A いや、全く知りません。投稿者のプロフィールによれば、高千穂大学の五野井郁夫准教授(@gonoi)とのことだったので、勤務先の大学に相談しました。多数リツイートされ大変迷惑しているので、准教授に対し元のツイートを削除するよう指導してほしいとお願いしました。
※大学へ送ったファックス
http://thoton.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html
1週間後、高千穂大学から電話があり、学長、理事長、学部長に報告したとのことでした。
Q デマでどのような迷惑を受けたのですか?
A 多勢の人々から非難のメンションが殺到しました。また、2ちゃんねるでは「シリアで拘束された邦人の殺害に加担した」などと、私の氏名・顔写真付きで誹謗中傷されました。さらには、深夜、2ちゃんねるを見たという興奮した男性から非通知の電話も掛かってきました。こうした被害でしばらくノイローゼ気味になりました。
Q 警察や法律家にも相談したほうがいいと思いますが。
A はい。すでに弁護士に相談し、警察署にも書類一式を提出しました(2014/8/25)。
現在、ツイッター上で悪質なデマを流した人物を相手取り、東京地方裁判所に民事訴訟を起こしています(2014/12/9)。今回の件も組織的に行われた可能性があり、刑事・民事の両面から厳しく対応していきます。
Q 拘束されている邦人については、どう思いますか?
A すごく心配しています。日本政府は「自己責任だ」として見捨てたりせず、人命最優先で最大限の救出努力をしてほしいと願っています。そして、彼には帰国後、真相を語ってほしいです。Q ご自身に反省すべき点はあったと考えていますか?
A はい。今後は、ツイッターでは私の投稿を世界の人々が読んでいることを常に意識して、慎重なツイートを心がけたいと思っています。
まとめ
要するに、ネットで私に関して流れていることは、事実ではありません。繰り返しますが、意図的にデマを流している人がいる可能性もあるので、厳しく対応をしていくつもりです。
以上、邦人男性の無事を祈りつつ。
平成26年8月24日
秋元貴之(@thoton)
※平成27年1月25日更新